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昭和な喫茶店がブームに!?

この10年で喫茶店というものの

喫茶店はカフェとよばれる今風のコジャレた若者がお茶や食事を楽しむスペースにとって代わり、街の大人が美味しいコーヒーを楽しむ、所謂、昭和な喫茶店はその数を大きく減らしているようです。

スターバックスなどにみられる海外からのカフェもしかり、古くから喫茶店を営業しているコーヒーチェーンまでもがファストフードのようなセルフカフェ形式の業態に転換している場合も多くあります。コーヒーはマシンで淹れたもので、アレンジしたコーヒーが主な商品です。

脱スタバ!? 若者も喫茶店回帰!?

しかし、今、また昭和の喫茶店が少しずつですが見直されているようになってきています。年齢を重ねた昭和世代だけでなく、画一的なセルフ式のカフェ文化に嫌気のさした若者が昔のレトロなフルサービスの喫茶店を求めているようです。

機械でいれたコーヒーではなく、サイフォンやドリップで丁寧に淹れたコーヒーを求める若者もいるのです。

明るい店内&最新の軽快なポップスのBGMがながれるカフェに対して、暗めの店内でクラシックやジャズが流れる大人な空間がある喫茶店が求められれているのかもしれません。

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こちらのサイトでは、東京の昭和を感じられる名喫茶の情報を集めています。
http://matome.naver.jp/odai/2133360478020148801

続々と誕生するフルサービスのコーヒーチェーン

名古屋が本拠地であるコメダ珈琲店は全国にその数を大きく伸ばしています。
また、大手コーヒー豆卸のキーコーヒーは、喫茶店チェーンのルノワールを買収し、昭和な喫茶店を新業態としてオープンし、今後も他店舗展開していくようです。
また、低価格セルフ式コーヒー店のドトールも、星乃珈琲店というフルサービスの店舗展開を進めています。

特徴のある一品で勝負!

これらのフルサービスのチェーン店の特徴として、コーヒー以外に特徴的な目玉商品・サイドメニューがあるということです。

コメダ珈琲店なら、さくさくと焼いたパンの上に冷たいソフトクリームを乗せた「シロノワール」、星乃珈琲店ならふわふわに焼いた「壺焼きスフレパンケーキ」と、コーヒーだけでなく、その他をオーダーしてもらう利用で客単価を上げるよう工夫されています。

フルサービスの喫茶店は、落ち着ける雰囲気=居心地がよく長居されてしまう、のが特徴であり、いかに客単価を上げるのが収益を上げる鍵になるからでしょう。

カフェでなく喫茶店でまだまだ勝負!!

おそらく、今喫茶店を開業されているあなたなら、喫茶店で開業するのか、カフェで開業するのか悩みどころなのかもしれません。

もちろん、カフェはカフェでとても魅力のある業態です。しかし、まだまだおいしいコーヒー、大人がゆっくり楽しめる空間は今となっては貴重です。
これからせまりくる、超高齢化社会では、ますます喫茶店需要は高まるにちがいありません。

だから、今、あらためて喫茶店に挑戦するのもありかもしれませんね。

 

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