接客用語の基礎
喫茶店を開業予定のあなた、すでに喫茶店を経営をされているあなた、接客についてキチンと学んだことはありますか?
接客でまずマスターしたいのは接客用語です。
きちんとした接客用語がまずできていないと、ホスピタリティなど語れません。
もちろんフレンドリーな雰囲気が売りの地元の喫茶店もよいですが、すべてのお客様がそれを気持ちよく感じられないかもしれません。親しき中にも礼儀あり。最低限の接客用語は、従業員を始め、経営者のあなたも覚えておきたいものです。
接客用語は、お客様に満足していただける「マジックフレーズ」です。
ただし、これらの言葉は口から発することに意義があるわけではありません。
心を込めて自然に発するからこそ、マジックフレーズに変わるのです。
覚えやすい接客用語をお教えしますので、従業員の皆さんと一緒に毎日練習してみてください。
覚えやすく「いかもおおあし」というゴロで用意しました。
7大接客用語用語(いかもおおあし)
い いらっしゃいませ
か かしこまりました
も 申し訳ございません
お お待たせいたしました
お 恐れ入ります
あ ありがとうございました
し 少々お待ちください
〜よろしかったでしょうか問題
最近、ファーストフードやファミリーレストランなどの若い従業員が使う、「〜よろしかったでしょうか?」という表現が、間違っているか否かということがよく議論になっています。
こういったシーンでよく使われます。
お客 「カレーライスとコーヒーでお願いします。」
店員 「かしこまりました。カレーライスとコーヒーでよろしかったでしょうか?」
とお客様は、一回カレーとコーヒーと言っているのに、改めてまた最初に戻って確認しろと言われているような感じになるので、不快感をあたえてしまうのだと考えられます。
実際、この「〜よろしかったでしょうか?」を不快感や違和感を感じる方は少なくなく、多くのホスピタリティの現場のホテルや百貨店では使用しないよう指導しているところもあるそうです。
レジでも気をつけたい、「1000円からでよろしかったでしょうか?」
また、料金が510円でレジで1000円を差し出しすような場面で、「1000円からでよろしかったでしょうか?」と言う表現もよく不快だと言われます。
お客さまとしては、小銭がないのをわかってて、1000円渡しているのであって、もう一回ちゃんと財布の中を確認しろよ!と言われていいる様な感じでとられるので、不快感を覚えてしまうのでしょう。
この場合普通に、「1000円お預かりいたします。」でよいのだが、お釣りが細かくなるので配慮したい、というのであれば、「1000円からでよろしいですか?」だと、普通の確認だけなので不快感はあたえないのではないでしょうか。
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