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喫茶店経営・開業について(脱サラ、独立、定年後)

喫茶店の現状は? 
今は、喫茶店経営で成功するチャンスあり!

1981年のピーク時、日本の喫茶店の数は16万店を越えていました。当時は、個人が経営する喫茶店に行く人が非常に多かったようです。
現在では、スターバックスカフェやドトールなどセルフサービス形式の大手カフェチェーンの進出により、特に、20-40代のお客さまを奪われてしまい、個人喫茶店数は激減しています。
その結果、一昨年には5万店に満たない数になってしまっています。(総務省統計局-事業所統計調査報告書より)

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しかし最近では、セルフサービスではなく、店員が飲食を提供するフルサービスの喫茶店が再ブームの兆しを見せているようです。おちついた雰囲気の店内に、すわり心地のよいソファー、ゆっくりできる空間のある喫茶店がまた今、求められているのです。

コメダ珈琲、星乃珈琲店など郊外を中心に展開するフランチャイズ店が中心地での出店も目立つようになり、おいしい食事も楽しめるフルサービス珈琲店が子連れのファミリー層から若者、そして元々喫茶店に馴染み深い中高年まで幅広く受け入れられるようになりました。朝のモーニングから昼のランチ、3時にはパンケーキなどのおやつに、夜は軽食と、コーヒーなどの飲み物だけを提供するのではなく、その時間時間に合わせて提供するメニューを変えたお店の人気が高いようです。

一方で、こだわりの豆などをつかった自家焙煎コーヒーを提供する個人の喫茶店や、美味しい料理を提供する個人の喫茶店、こだわりのモーニングを提供する個人の喫茶店なども人気があります。

喫茶店を開業すれば、誰もが簡単に稼げる時代はとっくに過ぎていますが、お客さまの満足する喫茶店経営をすれば、大手チェーンにも十分に対抗でき、収益をあげることは可能です。

今こそ喫茶店開業するチャンス!だと言っても良いぐらいに、喫茶店で成功するチャンスは十分にあります。

40〜50代の脱サラ、定年後の開業

喫茶店を経営・開業する方の多くは40〜50代の脱サラした方や定年後に開業をした方という傾向が見られます。
定年後の開業者は、“これからどんどん儲けてお店を成長させたい。”というよりも、“安定した収入を確保する。”ことを求めている方が多いです。
“喫茶店の経営は簡単!”というようなイメージをお持ちの方もあるかもしれませんが、喫茶店を開店すれば確実に売上/利益を確保できるという保証はありません。
メニュー・料金・サービスなど、お客様にとって魅力的でなければなりません。

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生活費は十分確保できていているので、趣味程度にやれればよいと思っていては危険です。開業には多額の資金が必要ですし、毎月の家賃、仕入れ、人件費(人を雇い入れた場合は必要)など、一定以上の売上を確保できなければ、赤字の垂れ流し状態になり、それまでの蓄えや退職金などがすぐになくなってしまい、泣く泣く店を閉めたという話はよくあります。
中途半端な気持ちで遊び半分でやれるほど飲食業を含む商売は甘くはありません。消費者はよくわかっています。遊び半分でやっていては、お店にお金を払う価値はないと判断されてしまい、お店は流行らなくなってしまいます。
開業をする前にじっくりと検討をしたうえで開業をすることが望まれます。

開業は誰でもできるが・・・

喫茶店の経営は“お金”が準備できれば、誰でも開業をすることができます。
開業にあたり、物件の選定・内装/設備の選定・メニュー/料金の設定などの作業が必要となりますが、専門家に任せれば、それほど開業は難しくありません。

ただし、開業後、お店を繁盛できるかどうかは、100%自己責任の実力次第です。
開業後からお店を軌道に乗せるためには、事前に、計画的かつ効率的な準備をしておくことが望まれます。

コンセプトが重要!!

あなたがやりたい喫茶店のイメージや特徴はありますか?

例えば。。。。

◆豆にとことんこだわって、最高級の珍しい豆を提供
◆自家焙煎で毎回挽きたてをドリップする珈琲が自慢
◆珈琲の水はオーナーが毎日汲みに行く名水を使用
◆銅板で焼いた厚焼きのホットケーキには最高級バターとこだわりはちみつで
◆焼きたてふわふわの卵焼きをはさんだサンドウィッチ
◆毎日オーナー自ら焼き上げるふわふわのシフォンケーキ

などなど・・・・

こんなお店、あなたも行ってみたくはなりませんか?

何かこだわりや自慢に逸品があると、人は飲んだり食べたくなったりするものです。お客さまは満足すれば、 値段は多少高くでも、財布のヒモは緩むものです。また、こういった他にはないこだわりや一品などがあると、マスコミも放ってはおきませんし、インターネット上でも、クチコミが広がっていくものです。そうなれば無料であなたのお店が広く紹介されることになりますので、集客にも大きく影響するでしょう。
ぜひ、お店のコンセプトを決めて、こだわりのポイントや一品を作ってください。

内装やインテリアのこだわりは?

コンセプトに合わせた内装は重要です。居抜き物件(以前に飲食店として利用されていた物件)をそのまま利用してしまい、イメージと全然違うお店でお客様に違和感を与えてしまっては、お客様の居心地が悪くて、二度目三度目と足が向かなくなるでしょう。

例えば、元々居酒屋だったのをほとんどそのままに喫茶店に利用・・・なんてことになったら、なんだか落ち着きませんよね。
ですので、居抜き物件を借りる場合は、自分のイメージに合う物件でなければ、絶対に契約をしないでくださいね。
一方で、スケルトン(内装がなにもない状態)でお店を借りて、自分のイメージどおりに設計してもらって内装を一からやってもらおう!!
・・・と、多額の出費をしてしまう方がたくさんいらっしゃいます。。。

しかし、よく考えてください。
お客様は喫茶店で落ち着いた雰囲気は楽しみたいですが、それだけが目的はありません。あくまでも珈琲やお茶、お菓子を楽しみたいのですから、内装やインテリアにお金をかけ過ぎるのは、危険です。
最初のお店です。初期費用はなるべく抑えて経営のほうにその費用を回したいところですので、内装費用は最低限もしくは予算の許す範囲で行うのが望ましいです。
最低でも半年分の運転資金と生活費の確保は必要です。
そのためにも、内装などには費用をかけすぎないようにしましょう。

まとめますと、居抜き物件を借りる場合は、なるべく自分の喫茶店にイメージに合う物件を借りるようにしてください。もし、スケルトン物件を借りる場合は、実際に工事が始まると予定以上に多額の出費がかかることが多々ありますので、とにかく、予算をあまりかけないように努力しましょう

地域密着?都会で勝負?

お店をどこに出すかは思案のしどころです。
都会や駅前に出せば、通りがかりの人が多く訪れるので集客にそれほど苦労はしませんが、家賃は大きくはねあがります。
一方、郊外や住宅地にお店を出すと家賃は安いですが、集客に苦労をします。いくら自慢の一品があっても、まずは知ってもらえないと話にはならないからです。

都会であれ、郊外であれ、できれば、“人通りが多い場所”に出店することをオススメします。予算の範囲内の家賃で、しかも、一定以上の人通りが見込める立地のお店を努力して見つけましょう。

不動産屋さんで簡単に見つかるような物件には良い物件はあまり無いでしょう。何度も足を運んで、様々な不動産屋さんやビルのオーナーさんと話をして、条件の合う物件を徹底的に探すようにしてください。
なお、物件の立地はとても重要ですが、物件が良くても、お店が100%流行る保証はどこにもありません。

ただ、ひとつ言えることは、喫茶店の経営を軌道に乗せるには、都会でも郊外でも、地元の人たちから、愛されるお店を作らなければなりません。今は都心回帰で都心に多くのマンションが立ち並び、多くの人がその地で生活をするようになりました。また、都会にはそこで働く人達も多くいます。

都会で人通りだけを当てにしていても、料理・ドリンク・サービスの質が悪ければ、おそらくそんな喫茶店は流行りません。満足できなかったお客さまは二度目に来店していただける可能性は低くなりますし、悪い情報は、今ではネットであっという間に広まってしまうため、新しいお客様の来店も少なくなりがちです。
地域の皆様に常連になっていただければ、口コミで広がりますし、頻繁に通っていただけますので、経営は必ず安定をするものです。

ですので、出来る限り立地の良い場所に出店先を探す努力をすることはもちろんですが、「二回、三回と何度も来ていただけるお店にするように努力してください。
ぜひ、お客さま・地域の方々と交流を深めて、常連様に愛されるお店をつくってください。

経験はなくても良いのか?

飲食業の経験は無くても大丈夫ですが、あった方がよりよいでしょう。

短期間のアルバイトでもよいので、できることなら経験をしておいてください。
年齢が高い場合など難しい場合もあるでしょう。その場合、喫茶店の開業の知識を得るために、実際に喫茶店を経営している方に話を聞くのもよいでしょう。知り合いにいなければ、ぜひ目標にしているお店に通ってお店の方と親しくなって、営業に支障のない時間に話を聞いてみましょう。

また、喫茶店やカフェの開業スクールも多くあります。開業方法から経営、珈琲の入れ方やスイーツの作り方など、自分にあった必要と思える講座を選びましょう。
また、そこで同じ目標を持った仲間と出会えることはとても貴重です。
ただ、これらの経験で学べるのは、喫茶店経営のほんの一部です。
実際に、喫茶店を経営すれば、様々な予期せぬことが起きてくるものです。
喫茶店で成功するためには、「喫茶店を開業してからが、本当の学びの場」であることを認識し、開業後も、良い飲食・良いサービスを提供し、お客さまの満足度を高める努力をする覚悟が求められます。

喫茶店で成功するために・・・

喫茶店を実際に開業して、サラリーマン以上の収入を得られる人は、全体の数%しかありません。残念ながら、10年以内に、ほとんどの方が、閉店・廃業することになってしまいます。あなたが喫茶店で開業する限りは、上位数%に入っていただき、ぜひ、喫茶店経営を機動に乗せていただきたいと本気で考えております。

当サイトでは、喫茶店開業をして成功するための重要なポイントを記載させて頂いておりますので、ぜひ、一つ一つの内容を確実に実践していただければとても嬉しいです。

どれもシンプルな内容で簡単なように思えますが、シンプルなダイエットや英会話の学習などを続けるのが難しいように、実践し、継続するためには、覚悟と忍耐力、実践力が求められます。

 ただ、覚悟、忍耐力、実践力があれば、成功はかなり近いと思いますので、ぜひ、喫茶店を開業する限りは、あきらめずに、成功をつかみとっていただければと思います。

では、次のページから具体的な喫茶店の開業の流れ(開業スケジュール)について説明をさせていただきます>>

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